胴

少林寺拳法の修練の種類には、
基本・法形・乱捕り・演武があります。

開祖は、演武の意義を述べると共に、自由乱捕りの必要性を
指摘されています。

そこで、胴


　入門してから、昨夜ほどこの胴が使用された事は無いのではないか
と言うくらい、胴が活用されました。







　とにかく、　突く！　蹴る！　突く！　蹴る！

　





　少林寺拳法がはじまって、今年で　70年　だそうです。
時代背景に変化はあるものの、少林寺拳法に入門する時の理由の
第1位が「強くなりたい」であることは間違いないと思います。

現代社会において、年少者を入門させる親の気持ちは一体なんでしょう。

やはり、「強くなって欲しい」だと思います。
ただ、この強くなって欲しいは決して喧嘩に強くなって欲しいではなく
ストレスに打勝つ力を身につけて欲しいのではないかと考えます。

家では出す事の無い、大きな声！　家ではする事の無い突き、蹴り！
胴をつけて稽古する事で、子供達はのびのびと遠慮なく、内面にためていた
ものを吐き出せたのではないでしょうか。

中には、「拳がすりむけた。」　「血がでてる」
などと興奮気味に話している声が聞こえてきます。

中学生になった息子も久し振りに充実した様子。
私も含め、攻防の間合と機会を少しですが体感できた気がします。

鎮魂行では、礼拝詞・道訓も省略されず
いつになく重みを感じました。

最後は、県大会出場者の感想が皆の前で述べられました。



　胴

専有道場ではないので、皆が稽古で使う胴は道院長が
自家用車から運んでこられます。
気がついた拳士はお手伝いするようにして欲しいと思います。

　なんなら、中学生以上はマイ胴を購入してそれぞれが稽古に持参すれば
さらに良いと思います。

　少林寺拳法の道衣を扱っているところで購入できます。
剣道防具の事を思えば、さほど高くなく、一度購入すれば
よほどの事が無い限り生涯使えるような気もします。

　あさっては紅卍拳、開身突、半月蹴を復習したあと
科目表に従い、逆手投、龍投、外巻天秤の稽古をしたいと考えます。